本体は無垢の真鍮Solid Brass(注1)です。レバーは両側とも可動で、動かすと本物さながらにチンチンとベルが鳴ります。 本体高さ:レバー垂直時45センチ 同水平時35センチ 文字盤直径:13センチ(外側) 奥行:9センチ レバーストッパー含む奥行:13.5センチ 重量:約2.5kg テレグラフはブリッジ(船橋)から機関室へエンジン速度の指示、例えば「停止」、「全速前進」などを伝えるための装置です。 一寸見るとエンジンと直結して作動するもののようにも見えますがそうではなく、ブリッジと機関室で指令の送信と確認を行うだけのシンプルな装置です。 ブリッジにおいてレバーを動かし希望する速度の文字表示に合わせると、連動して機関室に置かれた同様の装置に同じ表示がなされます。その表示に従って機関員がエンジン速度を調整するわけです(注2)。 機関室の装置には、レバーの付いているタイプと付いていないものがあり、レバーが付いている場合はブリッジからの指示と同じ位置に合わせることによって、指示を了解した旨ブリッジに報告されます。なお、ブリッジでレバーを操作すると内蔵のベルが鳴りますが、受信側でも同様にベルが鳴り、指示を見落とすことが無いように考慮されています。 (注1)メッキ等していない、の意です。 (注2)You Tubeに機関室の操作を実況する興味深い動画があります。 @ 蒸気船の機関室 - ニコニコ動画 (nicovideo.jp) 1分過ぎからテレグラフのベルが頻繁に鳴り出します。 【アダルト向けの広告が出ることがあります。ご注意ください】 A Down In The Engine Room - SS Shieldhall 4分30秒あたりからテレグラフの操作シーンが出てきます。
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