木および布製。１６ｘ１６センチ。紙箱入り。

サンタマリアはコロンブスによる初の大西洋横断航海時に使用された３隻のうちの一隻で、当初指揮を執っていた帆船です。全長23.5ｍ。　コロンブスは西回りの航海をすれば、インドやスパイスの宝庫・モルッカ諸島、日本など、マルコポーロの「東方見聞録」にある絹、金、香辛料などが産する地に到達することができると確信していました。彼はスペイン王室の資金を得て１４９２年８月に大西洋を西に向けて出帆、１０月にバハマ諸島サンサルバドル島に到達、その後現在のキューバを発見した後１２月にカリブ海のイスパニョーラ島で座礁し、サンタマリア号を失いました。
２０１４年５月、ハイチ沖でサンタマリア号の残骸を発見したとのニュースが流れましたが、同年１０月、ユネスコの調査により否定され、現在も未発見の状態にあります。